右三つからの手紙~英国映画見てみたよ「…見殺し、それが文化というものの本質なのである。」って言葉に意識されて…(DVD評)

「…見殺し、それが文化というものの本質なのである。」哲学者Kさん

 これ、私の先輩にあたる、ある哲学者の方の言葉なんです。ベルトリッチの映画に寄せたコメントでの言葉。さすがに哲学者だけあって、本質を掴み出しているといいますか、切り取っていて、いつも以上にこのコメント、印象に残っています。無断で掲載しちゃって、すみません。

 映画の表現では、多分にこの「見殺し」という要素が、逆説的ですが、感動を生んだり、美しさの様式の中身を形成されもしていて、興味深いんですが、このあたりの表現形態の「見殺し」の様式的なものは、結構お国柄とでもいいましょうか、地域性がある、土着的なものが含まれているような、そんな気もしています。なので、まあ見る一方のど素人ではありますが、「…映画表現というものは、「見殺し」の様式を作品化したものである…」なんていうと、明察秋毫なKさんの言葉を汚す感じもするんですが、なんだかそんな風に思っています。

てことでイギリス映画を紹介位している映画評の続きは本編で↓
http://blog.livedoor.jp/apoly1998/archives/52014672.html