密林通信~ ビジネス書という「知性」?主義 ヤンキー論・反知性主義論番外編 川上恒雄さん『ビジネス書と「日本人」』を読んでみたよ(書評です)

 さて、シーズン到来となりました。そう、夏休み期間、まともな教員は、単位認定試験の答案「採点の祭典(すみません、ある方のSNSのフィードで流れたフレーズ頂きましたw)」となり、書類作成の季節となり、自分の研究の仕事をその合間にするという、過酷な期間、なぜか学生さんが休みのときほど、まともな教員は通常の三倍のスピードで行動しなければならないのです。

 で、そんなさなかでも例によってネタを仕込んでいるときに出会った一冊をご紹介。実はヤンキー論をいろいろ調べていて、特定のフィールドを持たず、かつ「反知性主義」とかというキーワードだけでいろいろ論ずるのは、例えばケータイ小説反知性主義とだけ言いきれるのかとか、あるいは橋下大阪市長の一見「反知性主義」ともとれる発言はありながらもある種のメディア的な部分における政治的な技術的な知性の用い方には長けてるんじゃないかとか(もちろん橋下市長をその理由で肯定的に評価するというのとは違うんですが…)、この大衆「情報」消費社会では難しいなと思っていたんですが、そんな私の問題圏にも少し関連する本でした。

続きは本編にて…↓
http://blog.livedoor.jp/apoly1998/archives/52003223.html