「地域は消滅するか?」書評兼イベント案内 (書評)

 また少しバタバタしてきて更新が滞っておりましたが、以前ご紹介した本とそれに関わる論争、そしてその論争まで含めた公開講座を自分が勤務先で企画しましたので、ひとまずはご報告。
 まず、以前少しご紹介し、メディア、中でも公共放送のクローズアップ現代で「極点社会」という回で紹介もあった、日本創生会議の通称「増田リポート」に関してです。こちらは2013年12月ごろに雑誌の中央公論などでも記事になり、下にリンクも貼りましたが、編集され直して中公新書『地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減』(2014年8月刊行)にまとまっております。この本の中身は、少子化の問題提起部分と、2040年を見越して、20代から30代までの出産者の95%を占めているとされる女性が福祉などの産業が都市に移転する動向を踏まえ、ますます地方では少子化が累進的に進むという(政府系の国立人口問題研究所の統計よりもさらに進むという)、地方の人口減少問題のシミュレーションと問題提起をしている部分と、大きく二つの部分が書かれていると思います。

 

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http://blog.livedoor.jp/apoly1998/archives/52020635.html