幕間の通信~ #リアリティのダンス 途中からでも見た方がいい映画(もちろん最初から見れるに越したことない)(映画評です)

ご紹介する映画ですが、最初にお断りしておきたいんですが、最初から見れるんなら、もちろん最初から見てください。ただ、私の場合はどうしても都合がつかず、最初10分ほど見れなかったんですが、この映画はどのシーンを見ても、私にとってはいろいろと感ずるところがあったので、こういったタイトルになった次第。

 そうそう、映画のタイトルは、「リアリティのダンス」、監督は、そう、この前、「砂の惑星」のことでドキュメンタリーに映画に出演した85歳の現役監督ホドロフスキーです。 
 映画『リアリティのダンス』公式サイト - アップリンク 

 すでに公開から一ヶ月ぐらいたっているのでややネタバレになりますが、ホドロフスキーのおそらくは自伝的な映画となっています。しかしながら、ホドロフスキー本人の生き様というよりは、彼の周りの家族がメインの主人公ということになりましょうか。
 ホドロフスキーの映画ですから、今までの見た作品を念頭に見たのですが、まさかこのような映画になるとは思っておりませんでした。え、どういうことだって?!いや、今までの私の先入観でいうと、ホドロフスキーの作品は、私は好きですが、映像美的な部分はあるにして、どちらかというと実験的な部分があったり、正味あまりいい意味で高級感の無いところの面白さだと思ったんですが、今回は、なんだか文学を、それも私小説的な文学を読んでいるかの印象でした。だからこの作品のテーマの「リアリティ」というのも、即物的な事実ではなく、そういった自伝的なっ小説やノンフィクション、私小説の言うところの「リアリティ」なのだろうと。

というところで続きは本編で…↓
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