タテタカコさん( @Harkitek )の「人」リリースツアー「直立二足歩行の旅丸亀編」に参加するなど( @kawachan_MYGO @musicul さん主催)

 そう、2003年ごろでしたか、『誰も知らない』という映画がありました。90年代だったと思いますが実話をもとにした映画です。中学校を筆頭に4人くらいの母児家庭の兄弟(姉妹)の子どもたちがある日忽然と母親から見捨てられ何の援助もなく暮らしていき、その最中に不幸にも妹を死なせてしまう、そうした実話の出来事を『そして父になる』の是枝監督が映画化した名作です。90年代以降の抜け出せない構造不況、家族の問題、専業主婦にもキャリアウーマンにもなれない母親の生き方…様々な現代性を表現した作品でした。この作品の中で事故で亡くした妹を長男の主人公とその友人の女の子が彼ら彼女らだけでお葬式をし、アタッシュケースで遺骸を妹が行きたがっていた空港まで運ぶという「クライマックス」シーンがあります。たぶんその場面だったと思いますが、タテタカコさんの「宝石」という唄が流れたと思います。映画のモチーフを凝縮したかのような歌で私の心は映画と唄の世界にしばし憑りつかれたのでした。

 

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