密林通信~ネ申す様と民衆主義…仲正昌樹さん『<ネ申>の民主主義』読んだよ

 皆さん、「ネ申」って何て読んでます?。「ねもうす」とも読めますが…。

 

内容:

 現代思想の「論客」の一人仲正さんが、編集者の方などと行っている哲学勉強会での議論をまとめた本を読みました。2013年8月の刊行です。この本では、その勉強会の中で2011年11月に発刊された東浩紀さんの『一般意思2・0』を取り上げて、ルソーの一般意思の解釈、ネットにおける「公共圏」、民主主義の担い手と権威、教養とエリート主義など、いくつか論点を明確にしたうえで批判も取り組まれています。またルソーやホッブスの社会契約論の解説、さらには丸山真男など日本における思想家の果たした役割などにも言及されており、社会思想入門書としても興味深い一冊。ネットの社会やサブカルチャーと社会批判・批評との関係にも言及しており、口語調で読みやすいが、触れられている論点はアカデミックで興味深い。

 

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