密林通信~歴史は誰のものか?! (書評です) 小谷野敦さんの『日本売春史』

いやーやっと締切が終わりましたが、なかなか思ったように日記が書けないものですね…ひとまずは書評で書こうと思っていたやつからさきに数冊ぼちぼち書いていきます。マルクス経済学のお話は少々お待ちください…って誰も待ってないかw

 

 「歴史は誰のものか?」と言われると、大仰な言い方になりますが、もうすでにその答えが含まれたといのような気がします。

 

 というのも、「歴史」という時点で、その渦中の当事者の側よりも、「歴史」として認定した側の、いわば創作といいますか課題意識が投影された記録の読み上げが「歴史」なんでしょうから、良くも悪くもそのあたりは「歴史を描く方のもの」という点には配慮しなければならないでしょうね。

硬派な導入から入りましたが、今回ご紹介する書籍はこちら。↓

http://www.amazon.co.jp/dp/4106035901/ref=cm_sw_r_tw_dp_He65sb0A5XMNA

 

どぎついタイトルですが、れっきとした研究所でもあるし、入門書でもあり、かつこの手の領域の論争史でもあり、かつ先行研究批判の書という形にもなっています。

 

詳しい書評の続きはこちら↓

http://blog.livedoor.jp/apoly1998/archives/51982553.html