古本屋との付き合い方(毒書日記)

えーっと、以前、書評を書いたりしてるんで読書ネタと申しますか、そういった方面での体験記のようなことをクラウドシティ版の日記だけに書いたんですが、あんまり参考にならなかったようで(笑)、「本を読む時間はない」とか、「すでに読むっていう前提になってるけど、そうじゃなくその前の一押しがほしい」とかっていう反響が身近な方からありまして、いやー参考にならず、すみませんというしかございませんでした(さらに笑)。

 

ちなみにこんな日記です。↓

「本を量的に読むときに(毒書日記)」

http://cloudcity-ex.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=74153

 

で今回は、本の購入についてです。でも本ある程度読む人は常識、いやもうこんなことわざわざ書くほどでもねーよ的なことかもしれませんが、ご容赦ください。

 

だいたい、一日に2、3冊、論文執筆の時期になると、急きょ1ヶ月で数十冊と年間で書籍を購入するお金もバカになりません。私の場合は、主に専門の教育学とか社会学とかにかかわる関連領域、それと民俗学とか政治学、哲学、現代思想、文芸批評にかかわるところは、ざーーと、なるべくお金をかけないで、なるべくたくさん読めればありがたいという、下世話な考えなんです。この点で、初版本にこだわったりコレクションの関係での高価な蔵書というものはないんですが、それでも、まあまあかかりますもんね。

 

 

で、なるべくお金をかけないでとなるんですが、まず古本の実売店についてです。私の経験では、人口15万人未満のエリアではなかなか難しいなというのが感想ですが、こちらは二タイプ。

 

 

一つは個人点で、店主が、専門書から文芸書まで値を付けます。もちろん100円均一本とかもありますが、本の目利き向けに値段をつけているので、「なるほどこの値段になるよな」という買い物になります。でも欲しいと思ったときに買わないとなくなっちゃう、水もののようなところが新刊の本ですらあり古本になるとなおさらなので、そういう時の運命的な出会いにお金で解決するならこのタイプ。

 

それと、裏ワザんなんですが、このタイプの店のある種の亭主さんは、「人」が「売り物」になっています。どういうことかというと、大学の教員とか蔵書家とか、そういう人からの「信頼」をつてにビジネスをしている方々であり、その「信頼」という財産の中には、どうも献本本を沢山もらえる人が常連でいる亭主さんもいるのです。そういった古本屋を見つけると、特に新書や文庫などで、時に掘り出し物が見つかります。ほぼ新品なのに、そういた商品を連番で売っている場合には、そういった常連さんを持つ古本屋さんだと思いますので、ラッキーです(でもこの手の古本屋さんがあるというのはかなり条件が限られます)。

 

 

さて、もう一タイプが、所謂量販店形式の、半額か100円の二つのタイプしか値段がついていない、全国チェーン店です。このようなお店で、大体6キロ圏内に、大学がる場合、これまた掘り出し物がある場合があります。しかも総合大学ならさらにラッキー。専門書や文芸書、新書などで品ぞろえや掘り出し物がある可能性があります。

 

 

どうしても欲しい、早く読みたい、そういった本あらばそれも運命だとは思うのですが、どこでも手に入る本で、近場にこういったお店があるようなら、ぜひ一回下見もいでしょう。ただし、私の場合は、物色に時間を取られ過ぎないように、三カ月にいっぺん、見回るところを限定し、一回当たり40分以内で、行うようにしています。だって気がつくとすぐ時間がね…。あと後で読もうと思った半額本が100円になってたららきーとかいうのも、3か月にいっぺんだとあったりしてというかなり品のないことを思ったりして…。

 

 

でも最近ここ、5年ぐらいははめっきりそういうことも減りました。一つは密林様の古本です。もともとスーパー源氏とか、神田の古書組合とか、日本古書組合のネットk詮索はあったんですが、最近はブックオフ系のウェブ検索や古書店連携検索サービス等もあって、ほとんどが、先にネットで検索ですねー。ただ、時間がかかることはあるので、せっかちな人には向かないかもしれませんが…。

 

まあネットが主流になる前は、各古書店の目録をコピーしてもらったり取り寄せたり、はては専門店の値段を電話で複数聞き取りしたりしてかなり今は楽になりましたね。

 

 

以下に代表的な古書店のリンク張っておきますね。

 

古本・古書/検索・販売・買取サイト|スーパー源氏

http://sgenji.jp/

 

日本の古本屋

http://www.kosho.or.jp/servlet/top

 

名探偵たちの事件簿(古書検索):電子書籍検索にも対応

http://www.casebook.jp/koshokensaku/

 

 

 

 

 

ていうあたりで古書店のお話でしたw